2018.7.8 1:03 am

Featured Rooker Vol.1 – Ms. Yuki Imai –

今月のRooker記念すべき第一号は、
高校を卒業して世界に飛び出したナニワの元気印、今井夕貴さん!

今月のRooker、第一号になせ彼女がふさわしいか、迫っていこうと思います。
長野オリンピックの開催、Google設立、競走馬ディープインパクトが日本で名を馳せ始めた1998年に彼女は大阪で産声を上げました。
そして18年後、彼女が高校を卒業する2017年は留学も行こうと思えば行ける時代となりました。

 

彼女は留学について最初の動機をこのように語っています。


私の留学のきっかけは、ただ英語が話せるようになりたい。という単純な理由でした。
今まで海外に行った経験はなかったのですが、不安や恐れというより楽しみや新しいことに触れることができるという期待の方が大きかったです。 

 

このように、やってやる!という意気込みというよりは真っ白な気持ちで留学を決め、留学生活が始まりました。
彼女にとっての大きな転機となる事柄が留学開始直後から次々と舞い込みます。

 

彼女自身もこの記事を起こすにあたり


いざトロントにきて留学生活が始まると学校や街で色んな国の人に出会い、自分の知っている世界ってこんなに小さかったんだな。 

 

と語っています。
真っ白な気持ちをもっていたからこそ彼女の知る世界がどんどん大きくなっていったようです。

そんな彼女を変えるきっかけとなったトロントという街について


トロントにはカナディアンだけでなく様々な国の人がいるので色んな文化に触れ合えます。私は留学を通して英語だけではなく、自分の視野や価値観が広がったなと感じました。

 

この言葉にトロントの魅力が凝縮されていますね^^

 

 

一日に100以上の言語が話される街、トロントは数多くの未知との遭遇があります。
夕貴さんはこの街でたくさんの国の人と出会い、その文化に触れてきました。
“人間関係は鏡” という言葉があるように、人を通して自分の輪郭が見えてきます。
その輪郭を描けば描くほど、自分が見えてきます。
ただし、自分を見つめることが必ずしも楽しいものではありません。
認めたくない弱みを見つめ続けるというのは、これ以上ない困難です。

留学中の彼女の特異なところは、そんな困難に対する彼女の中での受け止め方でした。

 

留学生の100%が苦悩する英語の習得について、彼女は


英語だけの環境になると言葉の壁、価値観の違いや文化の違いなどがあり、中でも言葉のニュアンスを伝えるのがとても難しく、簡単に伝えることはできても自分が思っていることを100%伝えることが一番難しかったです。

でも、英語を話すことが“怖い“というより、楽しかったので、積極的に話すようにしていました。よく他国の友達と遊んだり、カフェに行って店員さんと話したり、イベントに参加したりしていました。
そうするうちにだんだんと会話力も少しずつ上達していき、話すのがより楽しくなってきたんです。

 

言葉が通じないということ、伝えられないということは想像以上に苦しいことです。
言葉が通じなくてめげてしまう、疲れてしまう、という人が圧倒的に多いところですが、彼女はそれを楽しいと前向きに捉えています。

 

 

どうしてそんな表現ができるか、その答えは夕貴さんの人柄にあります。
夕貴さんの人柄にまず純粋さが挙げられます。

いつも人を笑顔にし、人懐っこい印象があり、それだけでなく人からされることについて感謝の気持ちを必ず言葉にします。
ここに夕貴さんの純粋さという魅力が輝いているのです。

前述した英語習得のとらえ方にはこの感謝もあるのかもしれません。
その感謝があるから前向きになれる、その前向きなところも彼女の人柄の一つです。

そして、困難を自分の工夫をもって乗り越えていく馬力、そのための努力を惜しまないひたむきさも魅力の一つですね。
彼女の通っていた語学学校、English School Of Canadaには大学・カレッジトランスファープログラムという3か月虎穴に居続けると形容できるほどに勉強量が必要で大変なプログラムがあります。

その対価として、数多くの提携校のカレッジに行く英語力とその証明を得ることができます。
夕貴さんがこのプログラムを卒業して言った言葉もまた、楽しかったという言葉でした。
彼女は一切手を抜いたりはしておらず、勉学に対して、過酷な環境に対しても角度を変えてアプローチします。
様々な人との出会いや事柄に感謝し、どんなことでも前向きに捉え続けている彼女は現在Senecaカレッジの入学を控え、毎日忙しくしています。

彼女はこのような意気込みを語ってくれました。


今、私はトロントに来て約1年経ちます。
今は、自分の目標を見つけ来年からカレッジに通う予定です。これからも英語を通して色んなことに励み留学生活を充実していきたいです。

 

彼女がトロントに来てもう1年以上たちますが、馬力は衰えず元気印はいまだ健在です。
彼女の留学はこのようなカタチでこれからも全力疾走していきます。
頑張れ夕貴ちゃん!

 

人はそれぞれ違うように、それぞれの留学があります。
これからも、Rook留学センターは夕貴さん、そしてすべての生徒達一人一人の留学の在り方を一緒に見つめ、全力でサポートしてまいります!

– written by –
Student Adviser
“Ken” Yoshinori Kasai